【3年国際大クラス】遠藤教授(神戸国際大学)による出前授業~オーバーツーリズムはどこで起きてる?~
江の島に溢れる多くのアジア人観光客を映し出すニュース動画。「ここはスラムダンクの聖地です。」国際大クラス3年生は2025年6月9日(月)、神戸国際大学経済学部の遠藤竜馬教授にお越しいただき、オーバーツーリズム関する観光の出前授業を受けました。

観光立国を掲げる日本。コロナ禍以降もますます外国人観光客が増え続け、3000万人を超えました。その75%がアジア圏の人々です。ニュースでも問題視されているオーバーツーリズムは日本のどこで起きているのでしょう。東京・京都・大阪・北海道…。何故これらの場所で起きているのですか。何故日本海側にはこれほどのオーバーツーリズムが起きていないのでしょう。外国の方は日本に何を求めているのでしょうか。日本人も知らない日本の魅力を、外国人観光客は知っています。観光客の過集中を解決するために何ができるか考えてみましょう。

- なぜ外国人観光客が都市部に集中しているかが分かった。
- 日本にとっての強みは雪である。それは石油並みである。今回の授業の内容をもっと掘り下げてみたい。
- 国際コミュニケーション・エアラインコースなど、経済学部の別の教授の授業も受けてみたい。

今の2倍ほどの観光客の受け入れを目指している日本。オーバーツーリズム対策として何ができるのか。日本の強みはどこにあるのか。そのヒントを得て観光業界に興味を持った生徒達も。今回はいつもの教科書を飛び出して、話題のニュース動画で社会問題を知り、国別の観光客数データや地図を見て分析し、経営者のコメントを聞いて考えたりする、大学の講義スタイルで受講しました。
学校法人八代学院ではキリスト教主義にもとづいた人間形成と国際教育を重視し、高大7年間で国際社会に貢献する人材を育成することを目指しています。