在校生の声_022
The Voice of Students 022
自分を表現する面白さにハマって
新和 裕介 さん
普通科 進学キャリアコース文系選択クラス 3年

date: 2025.9.10
成長したコミュ力と表現力
人との関わり方が上手くなった気がしています。所属している写真部では、何人もの外部講師が関わってくださっていて、目上の方と話す機会が多くあります。元々、人と仲良くなるのは得意ですが、そんな自分が気に入っています。
また中学生の時は読書感想文を書くのが苦手でしたが、長文を作成した際に、語彙や言い回しの幅が広がったなと感じました。朝の読書の時間のおかげで、知らないうちに力がついていたようです。
自分の世界をみつけた
何となく入部した写真部に3年間どっぷりハマりました。自分の世界観を表現できるところに写真の面白みを感じています。2024年TopEyeフォトコンテストでは、第1回『迷い星』・第3回『屍の的』がそれぞれ銀賞を受賞しました。最新作品『発芽』では、人は死んでも新しい命が生まれるのだという意味を込めました。生と死、赤と緑の真逆の要素を一つにまとめたこの作品は、今の自分にしか表現できないと思っています。
写真部では部長を務めています。最も大変なのはイベント出向の人選です。写真部は、学校行事や神戸市との提携業務の依頼を頻繁にいただくので、部から指定された人数を充てがいます。満足できるクオリティの写真を仕上げることは必須ですが、技術力のある3年生だけでなく、次の世代を担う1・2年生の成長も促されるように人選します。バランスを考えながら慎重に決定する必要があり、とても責任のある仕事だと感じます。

六甲縦走はまるで人生
六甲縦走は今年で3回目の挑戦です。山に登ればいつもと違う視点から神戸の街を見ることができ、毎年皆で大興奮です。朝から夜まで歩くので体力がつくのはもちろんですが、最後まで歩ききる精神も鍛えられると感じています。人生には上り坂や下り坂があって、苦しいときにも自分で這い上がっていけるメンタルを持っていたいと思っていて、六甲縦走の経験が将来に活きてくるのではないかと期待しています。