10月10日は学院創立者メモリアル・デーです。一斉休業となっております。


1963年、本校は八代学院高等学校として創設されました。八代という名は、創立者八代斌助師の名にちなんでいます。

八代斌助は1900年3月3日、北海道に生まれました。1940年、日本聖公会の主教に選ばれ、戦争中の困難な時期に教会を指導していくという重責を負いました。戦後は、日本が戦争責任国として国際社会から排除されていた中で世界各国を訪問し、宗教者の立場から平和を説いて、日本が早く国際社会に復帰できるよう努力しました。

その当時、アメリカやイギリスでは、日本の総理大臣は知らなくても、「ビショップ・ヤシロ」(ビショップとは主教のこと)の名を知らない人はいないと言われたほどです。
世界平和に向けての、その努力の成果の一つが神戸国際大学附属高等学校(八代学院高等学校)です。国際社会に貢献できるような人材育成のため本校は設立され、八代主教が初代の校長・理事長に就任しました。

八代斌助師は1970年10月10日、神戸で逝去しました。学院ではこの日を「創立者メモリアル・デー」としています。