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夏休みも終盤になった2025年8月19日、21日。就職希望の3年生が模擬面接に臨みました。今年も外部講師による本格的な面接が全2日で行われました。

「長所は?」「志望動機は?」「高校生活で学んだことは?」
様々な質問に、どう答えればいいのか。生徒たちは戸惑いながらも懸命に考えて準備をしてきたようです。自分は何者か。過去を振り返りながら、自分はどんな人間で、何が好きで、それは何故か。真摯に向き合って、拙いながらも言葉にする。そのプロセスを経て得られたものは、生徒たちの自信に繋がっている。二日間の模擬面接を終えた生徒たちの表情が、それを物語っていました。


初日。面接室の前で待機する生徒達は、準備してきたメモを手に頭の中でシミュレーション。入室後は一通りの指導を受け、いよいよ始まりました。まずはいったん外に出て「どうぞ」を合図にノック。扉を開け、わずかな隙間からソロリと顔を出し、「失礼します」と入室。そして少し椅子につまづきながらドサッと着席。「自己PRをお願いします」と面接官が切り出すと、間をおいて志望理由を述べる。
やってみて初めて気が付く自分の未熟さにますます焦る生徒。しかし、覚えてきたことを上手く話せなくても、自分の高校生活を思い出しながら、笑顔で素直に話を進めることができたのは面接官に好印象だったようです。

生徒の感想)
緊張しました。練習してたけど、覚えてきたことが全然思い出せなくて、、、。

面接官から一言)
履歴書に書いたPRポイントは態度で示して、別の良さをエピソードを交えて話すことができました。受け答えに柔軟性もあるので、本番も十分対応できるのでは。笑顔を忘れずに。

質問に応えられずに困ったときはどんな風に応えればいいか、面接官をしてくださった講師陣が具体的にアドバイスをくださるので、順番待ちをしている生徒たちも熱心に聞き入っていました。

二日目。生徒たちは相変わらず「緊張した」というものの、講師のアドバイスを確実に捉えていました。入退室の動きはもちろん、具体的なエピソードで肉付けされた話の内容も実力アップ。今後も練習を重ねて表現を磨き、9月の就職面接に臨みます。