【硬式野球部】川口蒼旺さん(3年)日本代表U-18ワールドカップで銀メダル獲得
硬式野球部3年生の川口蒼旺さん(神戸市立歌敷山中学校出身)が8月、侍ジャパンU-18代表に選出されました。翌9月には「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」が開幕。日本代表はオープニングラウンドからスーパーラウンドまで負けなしの8連勝を記録しました。いよいよ2大会連続優勝をかけた決勝戦では、スーパーラウンドで2対6で勝利したアメリカと対戦しましたが、惜しくも敗れ準優勝となりました。今大会の日本代表は、決勝でアメリカに0対2で敗れたものの、ひたむきな姿勢が評価されました。

「川口は、50m5.8秒の俊足など身体能力が高く、厳しい練習にも根を上げず我慢強いタイプ」と本校硬式野球部のコーチ。また「長打力が強み」と青木監督がバッティングに期待を寄せる選手です。ワールドカップを終えた翌々日、ワールドカップの舞台となった沖縄から戻った川口さんにインタービューを行いました。
INTERVIEW

Q.日本代表に選出されて、率直にいかがでしたか。
A.はじめは本当にびっくりしましたが、時間が経つにつれて嬉しい気持ちが込み上げてきました。メンバーは甲子園に出場した選手ばかりで、気後れする気持ちがなかったわけではありませんが、そんな仲間とプレイが出来ることは自分にとっていい経験になると確信していました。自分は人見知りなところがあるのですが、みんな優しく声をかけてくれるので徐々に溶け込むことができました。指名打者として打席に立つときも仲間が励ましてくれたので、自分らしく勝負できたと思います。
Q.本校の硬式野球部内ではどのように貢献できていますか。
A.元々、スカウトがあって入部したわけでもなく、当初は実力差を感じていました。レギュラーメンバーを目指して練習を重ねるうちに自然と実力が付いてきたと思います。ケガがあって、なかなかメンバーに入ることはできませんでしたが、3年の春からメンバー入りが叶いました。強みは俊足とバッティングです。チームで一番と言いたいところですが、もっと打てる選手もいます。ただ、打席に立てばガンガンに攻めていくタイプなので、均衡している試合では投手にプレッシャーを与えることができているのではないかと思います。

Q.将来についてどんな風に考えていますか。
A.野球でも、人とのコミュニケーションでも、もう少し積極的で在りたいと思っています。卒業後は大学に進学予定ですが、打席での攻めの自分が、他の場面でも活きてくるように頑張りたいです。希望の進路を実現して、再びOBの先輩方と一緒にプレイが出来ることを楽しみにしています。