【剣道部】県総体女子団体で3位入賞!近畿大会出場へ「チームで繋いで勝つ!」
2024年11月、兵庫県高等学校新人剣道大会でベスト4となり、創部初の近畿大会出場を果たした剣道部女子団体。チームで繋いで勝つスタイルを貫き、今回も創部最高実績を更新しました。
2025年6月6日(金)、兵庫県立武道館で行われた第69回兵庫県高等学校総合体育大会剣道女子団体。ケガの3年生も復帰し、ベストメンバーで臨んだ今大会。粘りのある戦いぶりで堅実なプレーを見せてくれました。後日、3年で副将を務めた池田さんと2年で大将の岩井さんにインタビューを行いました。

INTERVIEW

右)副将 池田有香(3年)
Q.県大会で一番記憶に残る試合はどの試合ですか。
池田)4回戦目の高塚戦です。先鋒が引き分け、次鋒が2本負け、中堅が引き分けで、1敗2本負け。私は劣勢の副将戦に臨みました。相手は、練習試合で勝ったことがある選手。絶対に2本とらなければと強気で臨みましたが、負けたら引退だと思うとプレッシャーもありました。結局一本しか取れず、次の大将戦へ繋ぐことになりました。
岩井)高塚は神戸市のライバル校。勝たないといけないと思うと緊張してかなり焦っていました。顧問や先輩たちの「攻めろ」という声が聞こえてきてもタイミングがつかめず。試合時間4分が迫る中とった、合い面の一本。勝ったか負けたかも分からない状態で最後の礼を迎えました。
Q.結果的に獲得数は2本ずつ。2勝1敗で勝ったというわけですね。今大会は池田さんが優秀選手賞を受賞されましたね。その理由はどこにあると思いますか。
池田)近畿大会を賭けた試合で一本とったからでしょうか。高塚戦でもそうですが、劣勢で副将の私に回ってきた時、一本とって流れを変える勝負強さを評価してもらえたのかなと思います。それは自分の役割だと思って戦っていました。


Q.近畿大会に向けての意気込みを聞かせてください。
池田)秋の新人戦で初めて近畿大会を経験しました。みんな緊張して圧倒され、いつもの動きができずに一本もとれずに終わりました。今度は、強い相手でも5人で繋ぐ剣道がしたいです。強い相手は隙が少なく、攻めるチャンスが限られています。一本一本技にこだわって予選リーグ突破を目指します。
岩井)県大会ではもっと稽古を積んでいたら、もっと自信をもって攻めることができるのではないかと感じていました。チャンスは少ない。だからこそ練習でもっと技の精度を高めたいと思います。