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11月15日(火)明石市民会館アワーズホールにて、映画鑑賞と人権講話が行われました。

秋の宗教週間におけるこの行事は毎年様々なテーマがありますが、今年はLGBTを通じて性と生について深める機会となりました。

はじめに映画「女になる」を鑑賞し、その映画で主演を務められた中川未悠さんと、そのパートナーの東根歩夢さんにご講演いただきました。

お二人は、共に性別適合手術を受けられた性別逆転夫婦で、LGBTに関する講演活動を各地で行っておられます。

「女になる」は、幼い頃から性的違和を感じられていた中川さんが、21歳で性別適合手術を受けるまでの直前6週間を記録したドキュメンタリー映画です。中川さん自身や周りの人々の日常、家族にカミングアウトした過去から手術に向かうまでの道のりには、様々な葛藤や迷いと共に、温かさと優しさが溢れていました。


ご講演では、東根さんがLGBTに加えて、SOGIについて詳しく説明してくださりながら、自分は何者なのか…と悩んできた自身の経験談や、社会の課題についても語ってくださいました。

講演後の校長先生の話の中にもありましたが、多様な性があることを学び、「自分らしく生きる」お二人と出会ったことで、私たち皆が、まず自分を認めることから出来れば良いなと感じました。