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2学期末を迎え、普通科 進学キャリアコース国際大クラス「家庭科」で、自宅で作った料理についてプレゼンテーション形式で課題提出を行いました。レシピなら簡単に調べられる今、どんな想いで誰に何を作るのかを各自で考え、料理を作り食べてみて、その経験から得たものをどのように誰かに伝えるのか。その課題に向き合いました。

料理を作って何を感じた?
あなただから伝えられることは何?


RECIPE#01 西村 真生輝
普段から外国人との交流があり、多国籍料理を食べる機会も多くあります。ベトナム出身の友達とインドネシア出身の友達にインタビューなどの協力を得て、それぞれの祖国の伝統料理に挑戦しました。使用するスパイスから国の歴史を調べたり、友達から母国料理への思いを聞いたりしたことで、海外にますます興味が沸きました。

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RECIPE#02 大鶴 政人
頂き物の旬の果物を使って2種類のパイを作りました。オーブンを使えずトースターで焼いたため、パイに塗った卵が焦げないように焼き加減には特に気を使いました。思い通りの出来栄えで達成感がありました。また家族が喜んでくれて自信がつき、後日 再挑戦して友達にもプレゼントしました。

 

どんな料理でもいいんです。その料理に挑戦した理由はあなたが何かを大切にしているから。そこに向き合ってほしい。使った食材のルーツに想いをはせ、作ったときや食べたときの、あなただけの感覚をあなたの言葉で伝えられるようになってほしいと思っています。


誰かの手から渡ってきた食材が、自分の想いを乗せて料理に変わり、また誰かに向かう。自分の言葉で綴りながら、社会とのつながりを感じて共生できる大人へ近づいていました。