卒業生の声_004


The Interview with Graduates 004
不登校の中学時代から一変、人と関わることが好きで高校時代はとにかく楽しかった。その変化のきっかけとは。

作田 皓哉 さん

神戸学院大学 人文学部
人文学科 2年


普通科 進学キャリアコース
文系系選択クラス(2020年度卒業)


交友関係の広がり
神戸国際大学附属高等学校を選んだのは、不登校生でも受け入れてくれたから。入学してから1年は自分をさらけ出すことはなく、おとなしい子だった。在籍した進学キャリアコースでは2年次で興味に合わせてクラスが選択でき、3年次もそのクラスが引き継がれる。そこで選択したのは文系クラスだ。文系クラスは、進学キャリアコースで最もボリュームが大きく100人を超える。ここで気が合う友達ができたことをきっかけに、学校生活が変わっていくことになる。数人のグループからはじまり、3年次には数十人のグループにまで輪が広がったのは、2年間密に過ごせたからだ。高校は広域から人が集まってくる。自分が今まで出会ったことのないような、想像を超える行動や言動がすごく刺激的だった。男子だけのクラスで自分をさらけ出しやすい環境も自分に合っていた。

進学に向けて
2年の初め頃から、自身の学力レベルに合わせて進学先を考えるようになった。大学で何を学びたいのか、学部や学科について調べるなかで第一志望を神戸学院大学人文学部に決めた。今思えば、進学先を調べることは、自分を見つめ直し視野を広げるいい経験になった。わからないことは自分で調べたい性分のため、志望校のことは徹底して調べた。得意の現代文を活かせる受験制度を見つけたのは合格を勝ち取る材料になった。赤本を購入して志望校に絞り込んだ対策を始めたのは、2年の冬。当時の学力ではハードルが高かったが、そこで諦めることはなかった。登下校は単語帳をめくり、日本史では担当教員に相談、個別にプリントをもらい自らに課題を課した。夜は毎日勉強時間を確保し、夏休みには短期集中で実力を上げた。とはいえ、決して外せなかったのは放課後の友達との時間だった。心から楽しめるその時間は、自分を豊かにしてくれた。

大学での学び
大学では人文学部に在籍。人に関することを幅広く学べる学部だ。哲学やジェンダー、ファッションから住まいまで、その学びは多岐にわたる。大学では本を読んで自分の意見をまとめるといったレポート提出も多い。不登校の中学時代からニュースをみる習慣があったからか、情報を得ることや知識を身につけることは日常であり、そこからさらに自分の意見をアウトプットすることもこなせるようになった。情報収集や知識の習得は人と話すときに会話を広げるのにも役立っている。将来のキャリア形成のための講義にも力を注いでいて、一般企業からの問題提示に対してアイデアを出すのは、実践的で社会に出てからも役立ちそうだ。

人は必要な時に必要な人と出会える
もっとも大切にしているのは人との繋がり。高校時代から、清掃活動や障がい者サッカーチームの手伝いなどのボランティアに参加して、人としての広がりを感じている。「人は必要な時に必要な人と出会える」自身が好きな言葉だ。人と関わることで必ず発見があり、きっとそれは自分の人生に意味があることだと思う。楽しかった高校時代をともに過ごした仲間たちも、ずっと大切にしていきたい。

 


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