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福島県にあるブリティッシュヒルズで行った3泊4日の語学実習について、参加した国際科の生徒たちと振り返りました。オールイングリッシュの体験型学習に「やっていけるか不安だった」生徒もいましたが、「英語を楽しく学べた」ことのみならず「仲間と協力することの大切さを実感」したり、「自分から話しかけることができ自信がついた」など、充実した実習となりました。


※この実習は、新型コロナウイルスの影響により、1年次フィリピン語学実習、2年次マレーシア海外研修またはベトナム海外研修の代替プログラムとして実施したものです。


今回の実習の目的は、英語を用いて自己の意見を発信する機会を持つことで、これまでの英語学習(オンライン英会話、タブレットを使った学習)の成果を実感する、英語学習に対するモチベーションを向上させることでした。

レッスンは90分1コマで毎回担当講師と場所が変わります。授業はオールイングリッシュですが、グループ対抗のゲーム形式であったり、敷地内を走り回ったりと様々な工夫がされ、生徒たちは楽しみながら英語をアウトプットすることができていました。全員が「わたしの英語が通じた!」という成功体験を得ることができました。

 

海外滞在中に起こりうるトラブルを解決する表現を学ぶレッスンでは、施設内を移動しながらスタッフと会話することが必要だったため、「自分から聞く」経験ができ「海外で実践できそう」と感じた生徒もいました。「大勢のスタッフと交流できてモチベーションがあがった」ようです。

ビリヤードに似たスヌーカーのレッスンではコツをつかめたようで、レッスン後半は試合を行い点数を競い合っていました。「また必ずやりたい」とスヌーカーにハマった生徒も。

マジックのレッスンでは、英語の表現やカードの混ぜ方などを習いました。先生のマジックに感動し、「実習から帰ったらいろんな先生に英語でマジックをする」と出来るまで練習しました。

テーブルマナーのレッスンの後は、すぐにコースディナー。講習中は後に控えているコースディナーで失敗するわけにはいかないと真剣な様子でした。いざ料理が運ばれてくると、「もう食べていいのだろうか」「誰か食べ始めないかな」とみんなで顔を見合わせていました。

各レッスン後には先生に様々な質問をする様子が見受けられました。夕食後のfree timeでは施設内の写真を撮ったり、雪遊びをしたりと大忙しでした。

Closing ceremonyでは一人ひとり修了証をもらい先生にフィードバックをいただきました。長いようで短かった実習。「これからは日常会話を中心に勉強したい」「普段の英語の授業を頑張りたい」と気持ちを新たにしました。

  • 失敗を恐れずに話すことが大事だと思った。
  • 「間違えたって恥ずかしくない!やってみよう!」と思って取り組めた。
  • 自分から話しかけて質問ができて、英語が通じた。
  • 単語を頑張って出すだけでも伝わった。伝えようとする気持ちが大事だと感じた。
  • 人と積極的にかかわるようになった。
  • 友情が深まった。
  • learn by heartすることができた。

 


実習中、雪と戯れる時間も多くありました。吹雪にあい、“びしょ濡れ”になって喜んだり、足が抜けずに大笑いするなど非日常の中で大自然を感じること、それが友人や仲間と共有できたことも貴重な思い出となりました。

信頼できる仲間が一緒だからこそ新しいことにもチャレンジできます。“Enjoy making mistakes!”=「間違いを楽しもう」、「どんどんチャレンジしよう」を合い言葉に、今後も英語学習に取り組んでいきます。

ブリティッシュヒルズに行き、英国に興味を持った生徒も多くおり、この春に5名の生徒が2週間の英国研修に参加する予定です。