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3年生の希望者を対象に、小論文対策専門の外部講師をお招きして志望理由書の書き方を学ぶ講座を開講いたしました。志望理由書は総合型選抜・学校推薦型選抜入試において重要なコンテンツの一つです。4週間にわたり、みっちり教えていただきました!

【1日目】

2023年7月11日(火)志望理由書とはどんなものなのか、サンプルを見ながら大枠をつかみ取りました。

【2日目】

2023年7月19日(水)実際に自分自身について振り返り、書き出すことに取り組みました。「高校生活で頑張ったことは何ですか」改めて問われると筆の進まない生徒も。いつも隣にいる友達が急に黙って書き始めると焦りがますます募るばかり。慌ててスマホを手に取るも答えが出てくるはずもなく、最後は自分と向き合うしかない。3年間、何をしてきたのか。頭の中で思いを巡らせ、書いて消しての繰り返し。

【3日目】

2023年7月26日(水)「外国語学部に行って将来は英語を使う仕事がしたい」とはいえ、英語を使う仕事ってなんだろう。どうして興味を持ったのだろう。外国語学部で何を学ぶのだろう。コミュニケーション論ってどんな授業なんだろう。ウェブ検索やパンフレット、シラバスなどを使って、自分の将来を具体的に言葉に表すための材料を集めていきました。

【4日目】

2023年8月2日(水)最終日となったこの日、800字詰の原稿用紙にアウトプットする作業に取り組みました。将来どうありたいのか、なぜその大学でなければならないのか、なりたい自分へのプロセスとして何が必要なのか。ひとつずつ丁寧に向き合う必要に駆られます。中でも難しいのは、未来の自分が属したい分野の社会的意義や、その分野における問題意識をもって志望理由に繋げていくこと。自分との対話と情報収集の繰り返しによって、社会人としての意識が芽生え始めた生徒たちでした。

 

人生で初めて自分の将来と向き合い、実際に文章にしてみると、思っていた以上に難しい。自分が何を大切にしてきたか、何を頑張ったかを振りかえることで自分らしさを知ることができました。


変化の激しい近年の大学入試改革に対応するため、2023年度より㈱エデュケーショナルネットワーク様のご協力により本講座を開講いたしました。費用は神戸国際大学附属高等学校後援会様よりご支援いただいております。